News 2001年6月21日 10:58 AM 更新

ソフトバンク,東京めたりっく通信を傘下に

月額2280円からという低価格なADSLサービスを発表したばかりのソフトバンクはADSLのパイオニアを救済することで,体制の強化とADSL自体へのイメージ低下を防ぐ狙い。

 東京めたりっく通信は6月21日,ソフトバンクグループ傘下に入って経営再建を目指すことを発表した。同社は,資金繰りの行き詰まりから経営難に陥り,出資者を募っていた。一方のソフトバンクは,月額2280円からという低価格なADSLサービス「Yahoo!BB」を発表したばかり。ADSLのパイオニアを救済することで,体制の強化とADSL自体へのイメージ低下を防ぐ狙いがある。

 今回の買収に伴い,ソフトバンクグループのディーティーエイチマーケティングが東京めたりっく通信の発行済み株式3万5718株の大半を所有すべく,既存株主との交渉に動き出している。東京めたりっく通信によると,既に大半の株主が買い取りに同意しているという。

 今後,ソフトバンクが自社のADSL戦略の中でどのように東京めたりっく通信を位置付けるかは未定だ。しかし,当面は独立した会社組織として運営し,サービスも引き続き提供される。東京めたりっく通信のユーザーは,5月末時点で約2万8000人。同社では,「引き続き,ユーザーにサービスを提供できることになったのは喜ばしい」とコメントしている。

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[芹澤隆徳, ITmedia]

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