News 2002年2月18日 11:59 PM 更新

Weekly Top10(2002年2月10日〜2月16日)

“ギャル&ギャル男”もすなる「ファイル交換」といふもの

【国内記事】 2002年2月18日 11:59 PM 更新

Weekly Top10 2002年2月10日〜2月16日
1位 ファイル交換ソフト“狂騒曲”
2位 MPEG-4のライセンスプランで業界に波紋
3位 速報:サンが新型iMacでFire!
4位 AnchorDesk:1枚のチップがデジカメの常識を覆す
5位 AnchorDesk:最新パッチをあてても,IEに残る不安
6位 っぽいかもしれない:熱き「男の子」たちの闘い
7位 SNMPに脆弱性――多くのネットワーク機器に影響
8位 “最速ブラウザ”Opera日本語正式版が登場
9位 Microsoft,IEの6つのセキュリティホールを修正
10位 プレステとXboxが特許侵害? 振動技術の会社が提訴

Weekly Top10 先週のランキングでは,最近,「ZDNetきっての社会派」を自称する“ロボット&ガンダム担当”中村琢磨記者の“ファイル交換ソフトネタ”が,見事トップを飾った。

 その記事の中で,ちょっと気になったのが,「日本レコード協会がコピーガード機能付き音楽CDを開発している」とあったことだ。これには,ユーザーはもちろんだが,PCメーカーの反発も必至だろう。

 というのも,先日,電子情報技術産業協会(JEITA)が行った2001年第3四半期(2001年10〜12月)のPC出荷実績の発表でも,前年同期比2ケタダウンと振るわないPC出荷の中で,唯一健闘していたのがCD−R/RWなどを搭載した“AV機能モデル”だったからだ。ちなみにJEITAでは,事実関係をレコ協に確認してから対応を検討したいとしている。

 それはさておき,ファイル交換ソフトの普及は,記者たちの想像を超えるレベルで,急速に進んでいるらしい。昨日(2/17)も,近所にある本屋のコンピュータ書籍コーナーで立ち読みしていたところ,どう見てもパソコンに縁のなさそう(?)な“ギャル&ギャル男”が,なにやら本を片手に話している。

 男性がうれしそうに抱えているその本を見ると,昨年末の発刊時にPC書籍部門のトップ3以内を飾った某出版社の“WinMX”指南書ではないか。彼は彼女に「これで何でもコピーし放題だぜ」と,ファイル交換ソフトの解説をしていたのだ。

 ご利用は計画的に……。

[西坂真人(&中村琢磨), ITmedia]

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