News：今度は「より人間に近く」――2足歩行ロボット格闘大会「ROBO-ONE」

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2002年3月13日　06:13 PM 更新

今度は「より人間に近く」――2足歩行ロボット格闘大会「ROBO-ONE」

まだ，第１回大会の興奮が冷めやらない2足歩行ロボット格闘大会「ROBO-ONE」だが，はやくも，第2回大会に向けた動きが始まった。開催時期はこの夏。とはいえ，まだ会場も具体的な日程も決まっていない

　2足歩行ロボット競技会「ROBO-ONE」の公式サイトに，「第2回大会についてのお知らせ」が掲示された。

　開催時期は「夏」と宣言。とはいうものの，まだ会場も具体的な日程も決まっていない。会場提供者も募集しているので，興味のある人は上記サイトから事務局に連絡を取ってみるのもいいだろう。

　さて，一般出場者にとって大事なのはレギュレーションの変更だ。ロボットの脚の重心に関する規定が加わり，前回より人間型に近いフォルムが要求されるようになった。

　また，会場のノイズ（音，外光，ストロボの光，赤外線，カメラなどのリモコンの電波などなど）に対する対策はロボット側でしておくことが要求されるようになった。観客に向かって「静かにしてください」とか「ストロボはたかないで」などとお願いすることはできなくなったわけだ。

　技術的に正しいアプローチだが，オトコノコの夢であるところの「音声でコントロールするロボット」は作りにくくなったかもしれない……。

あいにくの悪天候にもかかわらず，大勢のロボットファンが集結した第1回大会

　前回，最後の挨拶のときに試案として提示されていた「屈伸ができること」というのも，正式に追加された。屈伸ができるということはひざが必要だということだ。2重パイプ式に脚をちぢめるようなタイプのもの場合，屈伸をするみなされるだろうか。ただし，「審査員の承認があれば，参加資格を満たさないロボットでも出場できることとします。」という特記事項はそのまま残されている。このあたりのキャパシティの広さがROBO-ONEの特徴である。

[こばやしゆたか，ITmedia]

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