News:ニュース速報 | 2002年7月30日 03:25 PM 更新 |
アッカ・ネットワークスは7月30日、下り最大12Mbpsの高速版ADSLサービスを10月中旬に開始すると発表した。既存の8Mbpsサービスに比べリンク速度が500Kbps以上向上する上、収容局からの最大伝送距離も約7キロに延長できるという。
Annex C方式の拡張企画「C.x」と「S=1/2」技術を活用して高速化。通信速度は下り最大12Mbps/上り最大1Mbpsに向上する。
高速版サービスは同社のサービスエリア全534収容局で展開する。また年内までに183局を追加、全717局に拡大する計画。10月中旬までは10Mbpsサービスを提供する。
対応ISPはソニーコミュニケーションネットワークの「So-net」、朝日ネットの「ASAHIネット」、フリービット・ドットコムの「ReSET.JP」。
So-netの場合、月額基本料金は8Mbpsサービスに100円プラスの3380円。初期登録費用は2200円(8Mbpsサービスと同じ、9月末までは無料)、モデム・スプリッタレンタル料は月額500円(同)となっている。またNTT回線使用料同187円がかかる。月額基本料が2400円の学割コースも用意する。
同社は既に、7月24日に下り最大10MbpsのADSLサービスを開始している(7月19日の記事参照)。また12MbpsのADSLサービスは、Yahoo!BBが8月1日に(7月16日の記事参照)、イー・アクセスが10月に(6月19日の記事参照)、それぞれサービスを開始する予定。
関連記事
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.