News:ニュース速報 2002年8月28日 06:24 PM 更新

トヨタ、CDMA2000 1x対応カーナビを今秋より導入


トヨタ、CDMA2000 1x対応カーナビを今秋より導入

 トヨタ自動車は8月28日、自動車のカーナビゲーションシステムやPC、PDA、ならびに携帯電話を統合した情報ネットワークサービス「G-BOOK」を発表した。今秋に発売する新型車より、順次G-BOOK対応端末を搭載する。2003年後半からは、搭載される全てのカーナビをG-BOOK対応にする計画だ。


 G-BOOK対応端末は、CDMA2000 1x対応データ通信モジュール「DCM」(Data Communication Module)を内蔵し、カーナビの画面でインターネット経由でタウン情報や娯楽情報、ニュースなどのコンテンツを利用できる。GPSとDCMを連携させて、車両の位置に合わせたスポット情報を取得することも可能だ。カーナビ端末は、トヨタ、松下電器産業/松下通信工業が共同開発。通信モジュールは、トヨタ、デンソー、KDDIの3社が共同で開発した。

 トヨタでは、G-BOOK向けコンテンツ開発用に「G-BOOK-ML」という開発言語と標準テンプレートを用意しており、「携帯電話のコンテンツプロバイダーにはどんどん参入してもらいたい」と呼び掛ける。なお、G-BOOK対応端末向けコンテンツ/サービスは、携帯電話や専用アプリケーションをインストールしたPocket PCからも利用できる。

 このほかトヨタでは、日立製作所と協力し、将来的には、G-BOOK対応端末からホームネットワークに接続された家電を操作できるようにする計画だという。

 また、G-BOOK対応端末はSDメモリーカードスロットを備え、カラオケやBGMデータをダウンロードしたり、コンビニエンスストアなどに展開されているマルチメディア端末「E-TOWER」から、市街図や新しい地図をダウンロードしたりできる。SDカード内の音楽データ(AAC形式)や携帯電話/デジタルカメラで撮影した画像データの再生も可能だ。なお、G-BOOK端末の基本システムはSDカードに記録されており、同カードを挿入しないとサービスは利用することができない。

 G-BOOKを利用するには、トヨタと利用契約を結び、月額使用料を支払うことになる。利用申込/解約は車載端末から行える。支払い方法は、クレジットカードかプリペイドカードとなる。基本使用料金や通信料金、コンテンツ料金などは搭載車両発表時に発表される予定。

 なお、トヨタではG-BOOKを紹介するWebサイト(www.g-book.com)を9月1日に立ち上げ、10月1日からは自動車向けのサービスに先立ち、PC、携帯電話、PDA向けにG-BOOコンテンツの提供を開始する。



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