News:ニュース速報 2002年9月6日 08:27 PM 更新

DOA訴訟、業者側が控訴へ

ゲームソフト「デッドオアアライブ2」の著作権侵害訴訟で、被告のソフト製造販売業者が判決を不服として控訴すると発表した

 ゲームソフト「デッドオアアライブ2」(DOA2)の著作権侵害訴訟で、被告のソフト製造販売業者「ウエストサイド」は9月6日、判決を不服として控訴すると発表した。

 同訴訟をめぐっては、東京地裁は8月30日、テクモの訴えを認め、ウエストサイドに200万円の損害賠償を支払うよう命じる判決を下している。

 ウエストサイドは判決について、「利用者が個人的に楽しむ目的で行った『改変』は同一性保持権侵害にあたらない」とする主張が認められなかった点について批判している。

 また「(問題となった)ソフトは、各キャラクターについて選択可能なコスチュームの種類数を制御するパラメータを編集し、新たなパラメータに合わせてチェックサムを変更可能にするものに過ぎない」とし、問題となったキャラクターの裸体データは「元々組み込まれていたもの」と指摘している。

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