News:ニュース速報 | 2002年11月20日 08:44 AM 更新 |
MicrosoftとNational Semiconductorは米ラスベガスで開催のCOMDEX/Fall 2002で11月19日、Microsoftの新コンピューティング構想を支援する半導体の開発で戦略的な技術提携を結んだと発表した。MicrosoftのBill Gates会長が17日のCOMDEX基調講演で紹介した「Smart Personal Objects Technology」(SPOT)構想を支えるチップの開発だ。
SPOTはMicrosoft Researchで3年前から育まれていた構想。日常生活でよく目にする製品をインテリジェント化し、例えば天気や渋滞情報を簡単に引き出せる置き時計などを実現しようというもの。
Microsoft Researchのスマートパーソナルオブジェクツ部門の開発者らは、National Semiconductorと共に、2年以上前からこのためのチップセットの設計と開発に携わってきた。同チップセットはレシーバとCPUからなる。このチップセットとMicrosoftの関連ソフトを組み合わせて使い、SPOTデバイスで、天気/株価/スポーツの試合結果などをインターネットから取得できるようにする。
[ITmedia]
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