News:アンカーデスク 2003年8月1日 08:45 PM 更新

っぽいかもしれない
ネコからトランペットまで――おもちゃみらい博(1/2)

パシフィコ横浜で8月2日まで開催されている「おもちゃみらい博」。最新のネコ型ロボットから電子楽器のトランペットまで、時代を反映したおもちゃの数々が所狭しと展示されている。そんなものの中からいくつかを紹介しよう。

 7月31日から8月2日まで、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で「おもちゃみらい博」が開催されている。

 このイベントは、昨年まで5月ごろに開催されていた「東京おもちゃショー」から分離独立したものだ。「東京おもちゃショー」はだいたい4日間の期間があったのだけど、前半2日は業者向け、後半2日は一般向けというようになっていた。

 そのため、前半と後半で展示内容を変えているブースも多かったし、はなはだしいところでは、ブース内のレイアウトまで変えてしまったりしていた。それなら、もう、業者むけと一般向けは別々にしたほうがいいだろうということになり、一般向けを分離させたのが「おもちゃみらい博」というわけ(*1)。

 そのせいか、去年までの「東京おもちゃショー」に比べると、とんがった製品はあまり見かけなくなっている。会場も狭くなったこともあって、去年は1日では見切れないくらいだったのが、今回は半日で十分という感じだった(混雑すると、待ち時間が出るだろうけど、初日はそれほどでもなかった)。

 とは言っても、そこは大好きなおもちゃであって、見るものはやっぱりある。そんなものの中からいくつか紹介しよう。

NECOT(仮)

 セガトイズが、オムロンからの技術ライセンス供与を受け、開発したのがこのペットロボットNECOT(仮称)だ(関連記事を参照)。

 オムロンのペットロボットっていうと、すぐにNECORO(あるいはタマ)が思い出される(*2)。そうなのだ、NECOT(仮称)はNECOROの技術を使ったロボットなのだ。

 体長(しっぽ含む)46センチ。体重1.65キロ。頭、顎、背中、耳の後ろに触覚センサーがあって、撫でたり叩いたりすると、それによって満足、怒り、不満などの「感情」が発生し、それに応じた動きをする。また、視覚センサーで目の前で動くものに反応する。聴覚センサーで音にも反応する。さらに、傾きセンサーもあって、自分の身体の向きも認識している。

 育てていくにつれて、だんだん成長して(ってサイズは変わらないけど)、最初はしなかった行動を取るようになる。また、育て方によって甘えん坊になったりきかん気になったりする。このあたりは、まったくNECOROゆずりだ。

 でも、デザインは新しい。セガトイズには「夢ねこ」というリアルっぽいネコのシリーズがあるのだけど、それで培われたノウハウがここにつぎ込まれている。実際、顔つきもNECOROよりかわいい(*3)。


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 何より“にくきゅう”があるのだ。今まで、いろんなところがネコ型ロボットを作ってきたんだけど、どういうわけかみんなにくきゅうを忘れる。とってもリアルな夢ねこでさえにくきゅうがない。それではネコの魅力が半減じゃないか。でも、ついににくきゅうがついた。すばらしい。


 そして、大きく変わったのが価格だ。NECOROは5000台限定ってこともあったんだけど、18万5000円した。しかし、NECOT(仮称)は2万9800円なのである。セガトイズに言わせると、オムロンの製品はモーターやCPUなどがオーバースペックだったのだそうだ。そこを玩具仕様のものにすることで、大幅に価格削減ができた。かといって、機能が削られたり劣ったりすることはないとのこと。気になるので確認したのだけど、耐久性も変わらないそうである。また、生産を中国で行うことで、生産コストの削減も図られている。

 発売は2004年3月からの予定。それに先立って、いまネーミング大募集が行われている。さっきからいちいち(仮称)って言ってたのはそういうわけ。応募は、おもちゃみらい博会場またはセガトイズサイトから。

サーボクラフト

 バンダイの参考出品。自社開発のサーボモーターユニットを組み合わせて、ロボットを組み立てることができるっていう代物。このサーボモーターがとっても安いらしいのだ。

 これで作った恐竜型ロボット、腕だけダンシングロボット、4輪操舵の車、そして二足歩行ロボットのデモが行われていた。二足歩行ロボットは、ちゃんと片足立ちもする。たぶんボールも蹴れる。


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 なお、土日は同じブースで、「Robo-oneバンダイ大会」が開催される。本大会決勝トーナメント常連組が総当たりで戦うようなので、これも見逃せなさそうだ(*4)。

ザ★昭和テレビジョン

 昭和30年代風お茶の間風景のモデル。床と壁2面しかないスタイル(*5)。畳の上にはちゃぶ台があって、上には夕げの支度ができている。食器棚の上にはだるまがあって、そのとなりには、テレビがあって、放送が流れている……あれ?


*1 ちなみに業者向けは「東京おもちゃショー」の名前を残して、6月に都立産業貿易センター・台東館で開催された。
*2 NECORO(EPA-R01)は、2002年5月で販売終了している。
*3 ただ、ここまでくると、「ネコじゃない部分」というのがかえって気になってくる。目が生きていないとかね。
*4 バンダイブースはブースに入るための行列があるので、時間に余裕を見ないといけない。
*5 こういうスタイルをコーナーボックスと言うらしい。

[こばやしゆたか, ITmedia]

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