News 2003年10月22日 09:15 PM 更新

“最薄部17.3ミリ”ボディに大型液晶&5M・3倍ズーム――サイバーショット「T1」(2/2)


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 また、9月に発表されたフラッグシップ機「DSC-F828」で採用した同社独自の画像処理システム「リアル・イメージング・プロセッサー」を搭載。自然な色再現が可能な「高画質性」のほか、起動時間約1.3秒/撮影間隔約1秒/シャッタータイムラグ約0.24秒/レリーズタイムラグ約0.009秒といった「画像処理の高速化」、消費電力を従来機(「DSC-P10」)比で約3割削減した「省電力化」などに、新しい画像エンジンが貢献している。

 そのほか、VGAサイズで毎秒30フレームの音声付き動画記録が行える「MPEGムービーVX」や、最短1センチまで近寄れる強力なマクロ撮影機能など多彩な機能を搭載。また、PCへの画像転送や充電に便利なUSBクレードルを標準で同梱する。

 5メガピクセル・光学3倍ズーム機に大画面液晶やハイエンド機向けの画像エンジンを搭載――名刺サイズのコンパクト機には“少々オーバースペック気味”な仕様だ。新規に開発したデバイスも多く、その結果が当然のように「実売6万円」という“コンパクト機にしては少々高め”の値付けとなって表れている。


T1の分解モデル。最新技術を投入したT1は、コンパクト機にしては“少々オーバースペック気味”

 「T1の開発に当たっては、なによりも“本物のカメラ作り”を掲げていた。(5メガピクセルCCDの採用も)“本物”を作るために当社が持つ最先端の技術を採用した結果。最先端技術を投入した分、割高感は否めないが、“本物感のあるカメラ”を狙うのはマーケティング戦略でもある」(同社)

 DSC-T1の主な仕様は以下の通り。

製品名DSC-T1
撮像素子1/2.4インチ有効510万画素(総画素数530万画素)正方画素CCD
記録方式静止画:JPEG 動画:MPEG-1(音声付MPEGムービーVX)
レンズ8群11枚(非球面3枚、プリズム1枚) バリオテッサーレンズ、F3.5〜4.4
ズーム光学3倍 f=7〜20.1mm(35mm判換算で38〜114mm)、デジタル6倍
シャッタースピードオート(1/8〜1/1000秒)、プログラムオート 1〜1/1000秒
露出制御+/−2EVまで(1/3EVステップ)
液晶ディスプレイ2.5インチハイブリッドTFT液晶(21.1万画素)、視野率100%
ビューファインダーなし
記録メディアメモリースティックDuo(PRO対応)
電源インフォリチウムバッテリー(「NP-FT1」)
サイズ91(幅)×60(高さ)×21(奥行き)ミリ
重さ約155グラム(撮影時約180グラム)
価格オープン(実売6万円前後)
発売時期11月21日

回転レンズ機構を省いたU50――新“サイバーショットU”「DSC-U40」

 「DSC-U40」は、“ブックマークデジカメ”として人気の「サイバーショットUシリーズ」の新モデル。昨年6月に、「いつでもどこでも持ち歩けるウェアラブル機」を目指して“手のひらの中”サイズでデビューしたサイバーショットUは、昨年11月発表の「DSC-U20」で2メガピクセル化し、今年6月にはハイブリッド液晶搭載の「DSC-U30」が登場した。

 また、U30と同時発表で防水仕様の「DSC-U60」というバリエーション展開も実施し、8月発表の「DSC-U50」では回転レンズ機構も搭載するなど、わずか1年もの間に次々と新製品を投入して進化を続けてきた。


“ブックマークデジカメ”サイバーショットUの新モデル「DSC-U40」

 型番でみると10/20/30/60/50ときて、「40」だけが飛ばされたカタチになっていたが、今回の新製品で番号もキレイに揃ったわけだ。型番的にみても「サイバーショットUの集大成」といえるU40は、製品としても完成度が高まっておりU30から大きな機能変更はない。単焦点レンズで有効200万画素CCD、屋外でも見やすい1インチのハイブリッド液晶など、基本性能はU30とほぼ同じだ。

 U30ではメモリースティックだった記録メディアが、U40では小型サイズのメモリースティックDuoに変更され、これがボディサイズの小型化に貢献。サイズは82.8(幅)×39(高さ)×26(奥行き)ミリ、重さが約83グラム(メディア/バッテリー別)となり、U30(85×40.3×29.7ミリ、89グラム)に比べてさらに小型軽量になった。


記録メディアに小型サイズのメモリースティックDuoを採用


U30に比べてさらに小型軽量化。特に奥行きが約4ミリほど薄くなっている

 そのほかU30との違いは、動画が従来の最大15秒からメモリー容量いっぱいまで撮影できるようになった(MPEGムービーEX)ほか、連写機能が最高解像度(1600×1200ピクセル)で最大2枚、VGA(640×480ピクセル)なら最大10枚まで撮影可能になった(U30はVGAで最大5枚)。また、ホワイトバランス設定も、オートのみから5モード選択に変更された。

 これらの変更点は、U30から2カ月後に発表されたU50のそれとオーバーラップする。つまり今回のU40は、「回転レンズ機構を省いたU50」というスペックなのだ。

 カラーバリエーションの豊富さもサイバーショットUの特徴の1つだが、今回のU40にも4色(ブラック/シルバー/ディープブルー/レッド)がラインアップした。


U40は4色(ブラック/シルバー/ディープブルー/レッド)のカラーバリエーション

 DSC-U40の主な仕様は以下の通り。

製品名DSC-U40
撮像素子1/2.7型有効200万画素CCD(総画素数211万画素、原色フィルター)
記録画素数静止画:1632×1224/640×480ピクセル、動画:160×120ピクセル
記録方式静止画:JPEG 動画:MPEG-1(音声付MPEGムービーVX)
レンズ5mm(35mmカメラ換算で33mm相当)、F2.8
液晶ディスプレイ1型ハイブリッド液晶
記録メディアメモリースティックDuo(PRO対応)
電源単4形ニッケル水素充電池×2本
サイズ82.8(幅)×39(高さ)×26(奥行き)ミリ
本体重量約83グラム


既発売の“スティックスタイルデジカメ”「DSC-P10」に、ゴールドカラーモデルが11月7日発売から限定販売される。オープン価格で実売予想価格は5万円前後

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[西坂真人, ITmedia]

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