News | 2003年12月15日 11:20 PM 更新 |
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1位 | 「圧倒的じゃないか!」──ゲームボーイにLinuxで目覚めた | ||
2位 | デジタル放送時代の正しいビデオレコーダー学 | ||
3位 | Microsoft、Javaサポート終焉への幕開け | ||
4位 | 初のEfficeon搭載ノートPC「MURAMASA」見参 | ||
5位 | 記録型DVD、ディスクとドライブの互換性わずか85% | ||
6位 | 広がるAthlon 64の輪、eMachinesも参加 | ||
7位 | 音楽ダウンロードの“適正価格”は? | ||
8位 | 「クリスマスに携帯が買えない」危機 | ||
9位 | セキュリティ強化のWindows XP SP2、β版間もなく | ||
10位 | 高級オーディオの“あの音”を普及価格帯に――Analogが新DSP |
先週のTop10は、ゲームボーイアドバンス(GBA)用ソフトをLinuxでプログラミングする“解説本”をレビューした記事が、2位にダブルスコアの差をつけてトップに輝いた。
今年9月末で4215万台を全世界に出荷したGBAは、今年末にも5000万台を突破すると見られている(もう達成しているかもしれない)。紛れもなく“世界でもっとも普及している携帯情報端末”だ。
以前、GBAに搭載されたディスプレイについて記事を書いたことがある。そこには、携帯ゲーム機の表示デバイスとしては数値上のスペックよりも“見た目”を重視するという「勝ち組の方程式」があった。
それほどハイスペックとは思えないが必要十分であるというハード構成で、Linuxプログラミングができたり、動画再生が行える「アドバンスムービーアダプタ」のような商品を生んだりするのは、高性能を売りにする携帯マシンで同じことをするよりも何十倍か楽しい。今から1年後(2004年末)に登場するPSPは、GBAのような“可能性の広がり”をみせてくれるだろうか。
筆者のように20年以上前に覚えたBASICぐらいしかプログラミングの知識がないユーザーでも興味をそそられる解説本だが、専用USBケーブルを介してPC上で開発する今回の方法は、開発したプログラムをGBAのSRAM上で展開するため、GBAの電源を落とすと当然プログラムもなくなってしまう。つまり、GBA本来の使い方である“携帯しながらのプレイ”を楽しむには、電源を入れっぱなしにしなければならないのだ。
バンダイのワンダースワン用ソフト開発キット「WonderWitch」のように、GBA用ソフト開発キットやRAMカートリッジが任天堂お墨付きで発売されないだろうか。
「そんなのマジコ●で一発…」というのは“なし”です。
[西坂真人, ITmedia]
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