News:ニュース速報 2001年12月13日 08:33 PM 更新

Opera 6.0正式版対応日本語化ツール登場 初期設定も自動化

 “地球上で最速のWebブラウザ”ことOperaの日本人ユーザーグループ「Opera Japanese Users Group」はこのほど,「Opera 6.0」英語正式版用の「日本語環境スターターキット」を公開した。無償でダウンロード,利用できる。

スターターキット(上)で日本語したOpera 6.0英語正式版。右クリック+ジェスチャーの操作感はとても軽快

 同キットを使うと,英語正式版のメニュー表示などユーザーインタフェースやヘルプを日本語化できる。Opera 6.0は日本語Web表示に対応しているが,日本語環境で快適に利用するにはやや煩雑な設定が必要で,初心者には敷居が高い。同キットを使うと,一発でフォントやエンコードなどを設定してくれるため,Operaをすぐに使い始めることができる。

 また一部の文字化けを修正するパッチが含まれる。さらに日本語リソースを,ベータ版用日本語化ツールのユーザーからのフィードバックを受けて改良した。ただ,同キットの実行にはプリンタをインストールしておく必要がある物理的に接続されていなくても,「プリンタの追加」でOS上に何らかのプリンタが存在するようにすれば問題ないという。

 ノルウェーのOpera Softwareは日本語正式版のリリース作業を進めており,正式版には同キットの日本語リソースが標準搭載される予定。

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