News:ニュース速報 | 2002年3月27日 02:38 PM 更新 |
バンダイは3月27日,ネットワーク対応ロボット「BN-8」(仮称)を試作したと発表した。頭部にカメラを搭載し,ロボット視点の映像をPCで見ながらインターネット経由で操作できる。「ROBODEX2002」(3月28〜31日,パシフィコ横浜)に出展する。
「BN-8」は280(幅)×260(奥行き)×410(高さ)ミリ,重さ約4キロ。キャタピラで走行する。前後進速度は毎秒20センチ,旋回速度は毎秒10度。約1.5時間稼働し,オプションバッテリー(約2キロ)を装着すれば約6時間に延びる。
頭部に最大640×480ピクセルサイズの動画を撮影できるカメラを搭載し,IEEE 802.11b準拠の無線LAN機能も内蔵した。Webカメラサーバも備えており,PCとWebブラウザを使ってロボットに接続,送られてくる画像を見ながらロボットを操作できる。
テーマパークや博物館,企業のショールームなどを,ユーザーが自宅からロボット視点で楽しむといった用途を想定している。気に入った画像をPCや携帯電話に転送するメールサービスも検討する。
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