ソニーは9月1日、世界で初めて植物原料プラスチックを使った非接触ICカードを開発したと発表した。ICカードは急速に普及しつつあるが、PETなどから植物原料プラスチックに切り替えることで、環境に配慮できるとしている。
厚み・容積の約90%、重さの約75%に植物由来原料を使用した。主原料となるポリ乳酸と副原料の配合比率などを工夫し、通信特性や信頼性、機械的強度などは現在のカードと同等の性能を維持しているという。
ソニーは植物原料プラスチックを製品に導入しており、これまでウォークマンなどに採用してきた。
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