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日本でも定額音楽配信「Napster」、秋にスタート
月額定額制の音楽配信サービス「Napster」が秋に始まる。楽曲をPCにダウンロードできる「Basic」と、ポータブル端末にも転送できる「To Go」を定額制で展開する。
タワーレコードと米Napsterの合弁会社ナップスタージャパンは5月29日、月額定額制の音楽配信サービス「Napster」を秋に始めると発表した。
楽曲をPCにダウンロードでき、3台まで共有できる「Napster Basic」と、楽曲をポータブル端末にも転送できる「Napster To Go」を定額制で展開するほか、楽曲を1曲単位で購入できる「Napster a la carte」も展開する。
価格は未定としているが「米国のサービスとそれほど変わらない」という。米国ではBasicに相当する「Premium」が月額9ドル95セント、To Goが同14ドル95セント。
それぞれWindows Media Player用で、Basicとa la carteはWindows 2000/XP/Vistaに、To GoはWindows XP/Vista対応する。ポータブル端末もWindows Media Player 10に対応している必要があり、今後、携帯電話などで対応端末が順次発売されるとしている。WMAに対応した東芝「gigabeat」やNTTドコモの「FOMA F902iS」でも利用可能になる予定だ。
当初は新譜・旧譜など約150万曲を配信する。大手メジャーメーカーをはじめ、国内外のインディーズレーベルの楽曲を配信するとしている。
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