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「安全なMySpace」目指し、Foxが保護者向けキャンペーン
MySpaceを運営するFoxがサイトとテレビで保護者啓発キャンペーンを展開。CMには連続ドラマ「24 TWENTY FOUR」で主演したキーファー・サザーランドを起用する。
人気ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)のMySpaceを運営する米Fox Interactive Media(FIM)と非営利組織のCommon Sense Media、保護者団体のPTAが協力して、全米規模のインターネット安全キャンペーンを展開する計画を7月13日、発表した。
キャンペーンはFox親会社のNews Corp.が支援して、広告資金などを拠出。Common Sense Mediaが独自に作成した「保護者のためのインターネットサバイバルガイド」をサイトを通じて配布するとともに、MySpace.com、AmericanIdol.comなどFoxの系列サイトと系列CATV放送局で啓発広告を展開する。
テレビCMには、Foxの連続ドラマ「24 TWENTY FOUR」で主役のテロ対策員を演じたキーファー・サザーランドが出演。インターネットの安全に関するメッセージを全米のファミリーに届ける役割を担う。
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