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Googleが児童保護団体に加盟
既に加盟しているMicrosoft、Yahoo!などとともに、インターネットが児童の搾取に利用されないよう、技術面からの対策を講じる。
米国の児童保護団体National Center for Missing & Exploited Children(NCMEC)と、関連の国際団体International Centre for Missing & Exploited Children(ICMEC)は8月23日、両団体の技術会議および金融会議に、米Googleが加盟したと発表した。
Googleが加盟した技術会議は、児童ポルノサイトに見られるような、インターネットを利用した児童搾取に対策を講じる組織で、既に米AOL、米Yahoo!、米Microsoftが加盟している。NCMECから資金を得て、共同で対策技術の検討と開発、配備を行う。
金融会議は、児童ポルノサイトへの資金の流れを断ち切ることを目的としており、米Bank of America、米Citigroupなどの金融機関、American Express、Mastercardなどのクレジットカード会社のほか、AOL、Microsoft、Yahoo!、PayPalなどが加盟している。
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