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Samsung、増収増益
第3四半期の決算は、売上高は対前年同期比5%増、純利益は16%の増加となった。第4四半期については、季節要因に加え、各事業部での主力製品について需要拡大などの「追い風」を受けるとコメントしている。
韓国Samsung Electronicsは10月16日、第3四半期(7〜9月期)の決算を発表した。純利益は2兆1900億ウォン(約22億9000万ドル)で、前年同期比16%の増加。売上高は15兆2200億ウォンで、同5%増となった。
事業別の売上高では、半導体事業が4兆9100億ウォン、携帯電話などのテレコミュニケーションネットワーク事業が4兆7100億ウォン、液晶ディスプレイ事業が3兆ウォン。それぞれ、前年比で7%、3%、12%の増加となっている。
Samsungでは、売上高の多いこれらの事業について、第4四半期に「強い追い風を得る」とコメント。ホリデーシーズンという季節要因に加え、半導体事業ではDRAMチップの価格安定やNANDメモリへの需要拡大を、テレコミュニケーションネットワーク事業では第3世代携帯電話への需要拡大を、液晶ディスプレイ事業では、特に40インチ以上の大型テレビでのシェア拡大を見込んでいるという。
また半導体事業では、生産力増強のため1兆ウォンに上る設備投資を計画。2007年に効果を期待しているという。
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