米IBMが1月18日発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高は263億ドルで前年同期比7%増、純利益は同11%増の35億ドル(1株当たり2.31ドル)となった。
事業別の売上高では、企業買収などで強化を図っているソフトウェア収入が、前年同期に比べ15%増の56億ドル。特にWebSphere、Information Management、Tivoli、Lotus、Rational製品などのミドルウェアが好調で、前年同期比で18%増加した。
その他の事業では、グローバルサービス部門が128億ドルで同6%増、ハードウェア収入は72億ドルで同4%増だった。
通年では、売上高は914億ドルで前年の911億ドルから微増。Lenovoに売却したPC事業の影響を排除すると、4%の増収となる。純利益は95億ドル(1株当たり6.11ドル)で、前年と比べ19.6%増となった。
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米IBMの決算は、売上高は前年同期比5%増で、純利益も増加した。特にWebSphereやTivoliなどのミドルウェアが売り上げを伸ばしている。
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