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児童安全のための無料オンライン情報サイト「NetSmartz411」
Qwest FoundationとNCMECが、ネット上で子どもたちを守るための情報サイトを立ち上げた。
児童保護の全米組織National Center for Missing & Exploited Children(NCMEC)と米Qwest Foundationは2月15日、児童や保護者、教育関係者らのインターネットの安全性についての意識を高め、児童を危険から守るためのリソースサイト「NetSmartz411」を立ち上げたと発表した。設立に当たり、Qwestは50万ドルを寄付している。
NetSmartz411では、保護者らがNCMECの専門家に直接アドバイスを求めることができ、通常1日以内で返答が受け取れる。「どうすれば子どもが性的犯罪者に誘惑されかかっていることが分かるでしょうか」「チャットルームとは何で、どう機能するのですか」など、幅広い質問を受け付けているという。またインターネットの安全性やセキュリティに関する情報をNetSmartz411のライブラリや関連リンクから検索、入手することができる。
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