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楽天は2月28日、東京放送(TBS)株式の信託が同日付けで終了したと発表した。
楽天は2005年秋にTBS株式の19%を取得して経営統合を提案したが、TBSが反発。株式の約半分を信託して議決権を凍結することを条件に提携の協議を進めてきたが、信託期間が切れた。
TBSへの経営統合提案を撤回した覚書も効力がなくなった。楽天は「企業価値及び株主価値の最大化に向けて、引き続き誠意を持って対応していく」としている。
TBSは同日、「協議には今後も誠意を持って対応していく」とした上で、新たな買収防衛策の導入を発表した。
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