米国のネットユーザー、成人の3人に1人はゲーム機所有――米調査
Nielsen//NetRatingsの調査では、Nintendo.comへの米国のビジター数が1年で倍増した一方、Playstation.comが苦戦していることも分かった。
米国では、成人のインターネットユーザーの36.5%がゲーム機を所有――Nielsen//NetRatingsが3月13日、こんな調査報告を発表した。ポータブルゲーム機の所有率も15.6%に上っているという。ゲーム機の進化に伴い、テレビやデジタル音楽プレーヤー、PCなどに加え、ゲーム機も家庭のメディアセンターに統合されるようになっているとNielsen//NetRatingsでは見ている。
報告によると、ゲーム機所有者の71%は既婚者で、66%には子供がいるという。また、ネット利用者の平均に比べ、休日の過ごし方としてテーマパークやウォータースポーツ、スポーツ関連イベントを挙げる人が多かったという。
主要ゲーム機関連サイトへの米国のユニークビジター数を、2006年2月と2007年2月で比較すると、伸びが最も高いのは任天堂の「Nintendo.com」。ビジター数を91%伸ばし、2007年2月には163万1000ビジターを獲得した。米Microsoftの「Xbox.com」も伸びており、47%増の121万8000ビジターを獲得。一方、ソニーの「Playstation.com」は8%減の101万6000ビジターだった。
Nielsen//NetRatingsはまた、2007年2月のWebサイトビジター数ランキングも発表した。サイト所有企業別では、1億1600万ビジターを獲得した米Microsoftが首位で、以下、米Google、米Yahoo!、米Time Warner、米News Corp. Onlineと続く。サイトブランド別では、1位はYahoo!で、1億720万ビジターを獲得。2位はGoogle(1億530万ビジター)、3位はMicrosoft(9440万ビジター)。以下、MSN/Windows Live、AOLとなっている。
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