ライブドア事件で、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた元取締役・宮内亮治被告(34)ら4人に対する判決が3月22日、東京地裁であった。小坂敏幸裁判長は「宮内被告が各犯行の大部分を計画・実行した。刑事責任は堀江被告に準じる」とし、宮内被告に対して懲役1年8カ月(求刑は懲役2年6カ月)の実刑判決を言い渡した。宮内被告側は控訴した。
ほか3人は、元代表取締役・熊谷史人被告(29)が懲役1年・執行猶予3年、ライブドアマーケティング元社長・岡本文人被告(39)とライブドアファイナンス元社長・中村長也被告(39)が懲役1年6カ月・執行猶予3年(求刑はいずれも懲役1年6カ月)。
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