グリーは3月22日、SNS「GREE」の登録ユーザー数が同日付で100万を突破したと発表した。KDDIと共同で展開している「EZ GREE」の登録数を含めた数字で、EZ GREEは3月14日付けで50万会員を突破している(関連記事参照)。
会員の男女比は半々。年齢構成は10代が20%、20代が46%、30代が25%、30代が8%。地域別では、東京都が21%、神奈川県が9%、大阪府が7%、埼玉県、千葉県、北海道が5%、兵庫県、愛知県が4%――と、首都圏を中心に全国に散らばっている。
GREEは、mixiと並ぶ日本初のPC向けSNSとして、田中良和社長(当時は楽天社員)が2004年2月に個人で開設(関連記事参照)。同年秋ごろまで順調にユーザー数を伸ばしたがその後伸び悩み、mixiにトップの座を明け渡した。同年12月に法人化。同社は2006年11月にKDDIと提携してau携帯向け「EZ GREE」をオープンし、これを機にユーザー数を急増させた。
田中社長は「アイディアと情熱しかない中で、1人で趣味的に作り始めたGREEが、100万人もの人に受け入れられたことを嬉しく思います」などとコメントしている。
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