ドリコムが5月17日発表した2007年3月期の連結決算は、最終損益が1億1400万円の赤字(前期は1億2400万円の黒字)に転落した。ブログ事業で社内SNSパッケージやCMSの売り上げが未達となった上、固定費の増加も響いた。
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売上高は8億4300万円(19.9%増)、営業損益は2億4900万円の赤字(前期は2億5600万円の黒字)、経常損益は1億8100万円の赤字(同2億2500万円の黒字)。
今期は連結子会社化したジェイケンが売上高に貢献するが、人件費の増加やのれん代の償却負担、固定費の増大も見込む。予想は売上高が24億3000万円(188.2%増)、営業損益は3億円の黒字、経常損益は2億7000万円の黒字、純損益は4000万円の黒字。
18日の同社株価(東証マザーズ)は前日比4万800円安(-10.8%)の39万6000円となり、終値の上場来安値を更新した。
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