ドリコムが最終赤字転落 「モバゲー」好調のDeNAは上方修正
ドリコムは4月10日、2007年3月期の連結業績予想を修正し、最終損益が1億1000万円の赤字になる見通しだと発表した。従来予想は2億3000万円の黒字だった。
修正後の売上高予想は8億7000万円。従来予想の15億円から6億3000万円(-42.0%)の大幅減になる。
主力のブログパッケージ構築システム「ドリコムブログシステム」の売上高構成比率を下げ、成長を見込む社内ブログシステム「ドリコムブログオフィス」やWebサイト構築・更新システム「ドリコムCMS」の比率を高める方針だったが、「営業体制の移行が遅れ、従来通りドリコムブログシステムに頼らざるをえない状況」になったという。
ドリコムブログシステムは想定通りに推移したが、ドリコムCMSはパッケージ、ASPともに売り上げが減少。ドリコムブログオフィスはNECらと協業を進めたが、同期の売上高に大きく貢献するには至らなかったという。
経常損益は1億8000万円に赤字に陥る見通し。従来予想は4億円の黒字だった。売上高が未達となったため、人件費などをまかない切れなかった。
同日、ドリコム株価(東証マザーズ)は前日比7000円安(-0.91%)の76万3000円(関連記事参照)。
モバゲー効果でDeNAは経常益144%増に
一方、ディー・エヌ・エー(DeNA)は同期の純利益予想を25億円に修正。従来予想の21億円から4億円(19%)上回る見通し。売上高は142億円(従来予想は128億円)、経常利益は46億円(同37億5000万円)。
携帯電話向けゲーム&SNSサイト「モバゲータウン」の会員が飛躍的に増加し、グループの業績をけん引。前期比で売上高が120.9%増に拡大する結果、テレビCM放映や人員拡大などによる販管費増をこなし、経常益が144%増、純利益が68.1%増と大幅な増収増益を達成する見込み。初めて配当も実施し、予想は期末520円。
同日のDeNA株価(東証マザーズ)は前日比1000円高(+0.27%)の36万7000円。
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