TGS2026

生成AIで物議のレベルファイブ、東京ゲームショウ当日の様子は……現地を見てきた

 9月10日のオンライン発表会でAI生成動画を利用し、SNSで物議を醸したレベルファイブ。数日後に「東京ゲームショウ2026」(幕張メッセ)の開催を控えての炎上になった上、事前に公開したブースのイメージ図にもAIが使われていたことで“延焼”する事態に。15日には日野晃博社長がXで自ら事情を説明し、来場を促すに至っていたが、イベント当日の様子はどうか。現地を実際に見てきたので、写真を交えて紹介する。

事前に公開したイメージ図

 記者は17日から21日までの会期のうち、18日(ビジネスデイ2日目)に参加。開催から1時間ほど経った午前11時過ぎに訪れた。レベルファイブは今回、「レイトン教授」シリーズなどのフォトスポットに加え、新作ゲーム「レイトン教授と蒸気の新世界」「ホーリーホラーマンション」などの試遊台、グッズの展示からなるブースを出展していた。

実際のブースの様子

 人影は多くも少なくもなく、セガやバンダイナムコエンターテインメントといった企業のブースと同じか少し少ないかといった程度。試遊はレイトン教授と蒸気の新世界が突出して人気で、待ち時間が1時間前後と混雑していたが、他は20~30分程だった。

「レイトン教授と蒸気の新世界」試遊の混雑

 他社のゲームでは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントブースの「モンスターハンターワイルズ:アセンダンス」や「Grand Theft Auto VI」といった作品の試遊・特別展示は午前11時までに整理券の配布を終了していた一方、セガブースの「クレイジータクシー:ワールドツアー」やバンダイナムコエンターテインメントの「ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE」といった注目作は同時刻時点で40~50分待ちくらいだった。

 この辺りと比べると、試遊についても超注目作に匹敵するとまでは言えないが、特別人が多いでも少ないわけでもないとみてよさそうだ。もちろん、あくまでビジネスデイの様子なので一般デイと同じというわけではない。とはいえ、ビジネスデイでもインフルエンサーなどが来場しているので、ある程度注目度の目安にはなるだろう

 気になる生成AIの利用だが、日野社長が「ブースイメージ図にAIによるイメージが使われている」としつつ「実際の中身は、設計も人間だし、造形も丁寧に手作りされている」と投稿していた通り、少なくともぱっと見で生成AIと分かるような展示物はなかった。

現地の様子

 ゲームと生成AIを巡っては、今回のような炎上につながりやすい一方、東京ゲームショウを主催するコンピュータエンターテインメント協会からは、開発者の8割超がAIを使っているとの調査結果も出ている。AIによる効率化とユーザーからの目線、その距離感については難しい状況が続くが、少なくとも炎上したからといってすぐに人足が途絶えるような状況ではなさそうだ。

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