東急、運転手のドア閉めをAIで補助 東横線に「ホーム監視AI」導入へ

 東急電鉄とパナソニック コネクトグループは9月16日、ワンマン運転の運転士がドアを閉める際の判断を支援する「乗務員支援ホーム監視AIシステム」を東横線に導入すると発表した。ホームのカメラ映像をAIで解析し、乗降客や介助が必要な利用者の検出結果を運転台のモニターに表示する。17日に綱島駅で運用を始め、代官山駅~横浜駅の計20駅に順次導入する。

出典:プレスリリースで公開された「乗務員支援ホーム監視AIシステム」の構成イメージ

 同システムは、ホームの乗降監視用映像をAIで解析する。電車を乗り降りする人を検出すると、運転台のモニター上に「赤色の丸」を表示。白杖・車いす・ベビーカーの利用者を検知した場合は「緑色の枠」で示し、運転士がドアを閉める際の確認を支援する。

出典:プレスリリースで公開された運転台モニターの表示イメージ

 東横線では2023年3月からワンマン運転を実施しており、乗降時に介助が必要な乗客に対応する際は、駅係員が運転士に手合図を送っている。同システムでは、この手合図もAIで検出し、運転台のモニターに「手合図検知」と表示する。

 両社は24年2~3月、都立大学駅と多摩川駅で実証実験を実施。駅係員の手合図をAIで検出する仕組みを検証し、その後の検証と改善を経て一定の効果を確認したという。

 導入対象は、代官山、中目黒、祐天寺、学芸大学、都立大学、自由が丘、田園調布、多摩川、新丸子、武蔵小杉、元住吉、日吉、綱島、大倉山、菊名、妙蓮寺、白楽、東白楽、反町、横浜の20駅。

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