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オンラインビデオは英国人お気に入り、フランスは「長時間」派――comScore調べ
英国ユーザーがオンラインビデオを見る回数は、米、仏、独のユーザーよりも圧倒的に多いようだ。
米調査会社comScoreは6月19日、英国、米国、フランス、ドイツにおける、4月のオンラインビデオ視聴についての調査報告書をまとめた。
調査によると、ストリーミングビデオ視聴者がオンライン人口(自宅または職場でインターネットにアクセスした15歳以上)に占める割合では、英国が80%でトップだった。フランスが79%、米国76%、ドイツ70%と続く。
また1ユーザー当たりのビデオストリーム回数でも、英国ユーザーが月間80回で首位。米国は65回、フランスは64回、ドイツは62回だった。
一方ネット接続時間にストリーミングビデオ視聴時間が占める比率では、フランスユーザーが13%で1位を獲得。英国は10%、ドイツは9%、米国は6%だった。
国名 | ビデオ視聴者率(%)* | ビデオ視聴比率(%)** | 1人当たりの視聴回数 |
---|---|---|---|
英国 | 80 | 10 | 80 |
米国 | 76 | 6 | 65 |
フランス | 79 | 13 | 64 |
ドイツ | 70 | 9 | 62 |
*ストリーミングビデオ視聴者がオンライン人口に占める割合。**ネット接続時間にストリーミングビデオ視聴時間が占める比率。(資料:comScore Video Metrix) |
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