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MS、「Xbox 360修理費用10億ドル以上」影響あるも、増収増益
Microsoftの4〜6月期決算は、売上高は前年同期比13%増。純利益は、Xbox 360関連で10億ドルを越す費用を計上したものの、同7%増となった。
米Microsoftが7月19日発表した同社第4四半期(4〜6月期)決算は、Windows Vistaの販売が引き続き好調で、売上高は前年同期比13%増の133億7000万ドル、純利益は同7%増の30億3500万ドル(1株当たり31セント)だった。
先に発表したXbox 360の保証ポリシー変更による費用計上額は10億5700万ドルで、純利益を7億4900万ドル(1株当たり8セント)押し下げているという。
年度通期では、売上高は511億2000万ドルで前年比15%増、純利益は同12%増の140億7000万ドル(1株当たり1.42ドル)だった。
7〜9月期の見通しについては、売上高を124億〜126億ドル、1株当たり純利益を38〜40セントと予想。同社2008年度(2007年7月〜2008年6月)については、売上高を568億〜578億ドル、1株当たり利益を1.69〜1.73ドルと予測している。
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