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MS、コンテンツマッチ広告「Content Ads」をβ公開
Microsoftが、adCenterの一環として、コンテンツマッチ広告サービスのβテストを米国で開始した。
米Microsoftは8月30日、コンテンツマッチ広告「Content Ads」のβ版を、米国の広告主に対して提供開始した。同社の広告プラットフォーム「adCenter」に新たに加わるサービスで、Webページの中に、コンテンツの内容に合った広告を表示するというもの。
同社では2006年10月以来、MSNサイトなどで同サービスのパイロットプログラムを行っており、1クリック当たりのコンバージョン率やコンバージョン当たりコストの点で、大多数の広告主にとって、検索広告と同等の結果をもたらしたという。
β版では、MSN MoneyやMSN Tech & Gadgets、Windows Marketplaceなど、ファイナンス、ヘルス、テクノロジーの3分野を中心に広告配信を行いながら、徐々に対象サイトを拡大していく予定。また、サイトターゲティングやサイトエクスクルージョン、高度なリポーティング機能など、広告主用の管理ツールも追加していく計画。
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