ソニーとメモリサプライヤーの独Qimondaは10月2日、ゲーム機器および民生用AV機器向けに、カスタムDRAMの設計を行う新会社を設立することで合意したと発表した。
新会社「Qreatic Design」の拠点は品川となる。資本金は8000万円。出資比率はソニーが50%、Qimondaが50%で、2007年12月設立を予定。会長にはQimondaの最高執行責任者トーマス・ザイフェルト氏、社長にはソニー半導体事業本部LSI事業部事業部長付の柏木豪氏が就任する。従業員数は両社からの出向者で30人程度になる見込みという。
新会社はソニーおよびQimondaからカスタムDRAM設計を受託する。
関連記事
- [WSJ] メモリメーカーは軒並み減益、Infineonは部門売却も
メモリ大手Infineon、Hynixの決算はDRAM価格低下が響いて減益。InfineonはQimonda株式の売却を模索している。 - IBM、Macronix、Qimonda、相変化メモリ技術で成果
IBMほか2社が、不揮発性メモリ技術「相変化メモリ」のプロトタイプ化に成功。IEEEが主催する国際電子デバイス会議(IEDM)で研究成果を発表する。 - PS3の原価は800ドル以上?
iSuppliがPS3を分解して調べた結果によると、その原価は小売価格を数百ドル上回っているようだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.