米Microsoftは11月14日、オールインワンPCセキュリティサービス「Windows Live OneCare」の新バージョンをリリースした。
OneCareは、個人ユーザーや小企業がPCのセキュリティとパフォーマンスを維持する手助けをする自動更新型サービス。1つのインタフェースで複数のPCやホームネットワークを管理できる。
今回の新版では、「Start Time Optimizer」「Proactive Fixes and Recommendations」などの新機能が加わった。前者は、めったに使わないアプリケーションをスタートメニューから削除して、起動を高速化する。後者は既知のパフォーマンス問題を監視して、実際に問題が起きる前にそれを自動的に解決する。
そのほか、プリンタ共有サポートやワンクリックでの無線LANセキュリティ実装など、複数PC環境での管理が簡略化された。またすべてのOneCare搭載PCについて、1カ所から構成やバックアップ監視を実行したり、バックアップを1カ所に集中できるようになった。
OneCare新版はOneCareのサイトからダウンロードでき、17カ国の主要小売店でも入手できる。年間49.95ドルで3台までのPCで利用できる。90日間の無料試用も可能。
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