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脳科学を安全運転に──トヨタと理研が共同研究

トヨタと理研が脳科学を共同研究。交通事故の防止やロボット開発に生かす。

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 トヨタ自動車と理化学研究所はこのほど、脳科学の共同研究を始めた。交通事故の原因究明やロボット開発などに生かす。

 11月、理研脳科学総合研究センター(埼玉県和光市)に「理研BSI−トヨタ連携センター」を開設した。両社のほかトヨタ中央研究所、コンポン研究所も参加する。研究員は30人で、トヨタ自動車からは4人、トヨタ中央研から1人出向する。

 研究は「ニューロドライビング」「ニューロロボティクス」「脳と健康」の3分野。ニューロドライビングでは、車を運転する際の判断や操作の脳内メカニズムを解明し、交通事故の防止につなげる。

 ニューロロボティクスでは、脳の情報処理の仕組みを研究し、ロボット開発などに生かす。脳と健康では、脳神経系のメカニズムを解明し、心身の健康を促進するとしている。20年先を視野に、目標達成を目指す。

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