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Skypeユーザーの現在地を無線LANで把握 「おともだちレーダー」
無線LAN接続しているSkypeユーザーが、現在地の情報を発信できるSkypeプラグインが公開された。ソニーコンピュータサイエンス研究所の技術「PlaceEngine」を活用。接続中のアクセスポイントから現在地を推定する。
クウジットは1月16日、無線LAN接続しているSkypeユーザーが、現在地の情報を発信できるSkypeプラグイン「おともだちレーダー PlaceEngine for Skype」を公開した。接続中のアクセスポイントから現在地を推定し、コンタクトリストの「ムード欄」に表示する。
ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発した技術「PlaceEngine」を活用した。接続中のアクセスポイントの位置や電波の強さからユーザーの現在地を把握し。「麻布十番」「東京駅」など、地名や施設名で表示する。
他ユーザーの現在地を地図上で確認したり、自分の現在地から他ユーザーの現在地までの距離や方角を知ることもできる。
位置情報は、場所ごとに公開・非公開の設定が可能。「いつものカフェ」「会議室」というように場所の名称をあらかじめ登録し、地名や施設名の代わり表示することもできる。
広いカンファレンス会場で友人がいる場所を確認したり、近くにいる友達をランチに誘う――といった利用を想定している。
対応OSはWindows XP/Vista。
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