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EarthLink創業のスカイ・デイトン氏、HelioのCEO職を辞任
EarthLinkを創業したスカイ・デイトン氏が、EarthLinkとSK Telecomの合弁である携帯キャリアHelioのCEO職から退く。
米Helioは1月28日、スカイ・デイトン氏がCEO職を辞任すると発表した。後任として、ソル・ウォンヒ社長兼COO(最高執行責任者)がCEOに就任する。デイトン氏は今後、非常勤の会長職に就く。
デイトン氏は1994年に23歳でISPのEarthLinkを創業。99年には元Disney役員のジェイク・ワインバーム氏とともに、ベンチャー投資企業eCompaniesを設立した。2001年にはWi-Fi接続サービス企業のBoingo Wirelessも創業している。
ソル氏は米EarthLinkと韓国のSK Telecomの合弁であるHelioの創業以来のCOOであり、2006年4月からは社長職も兼務している。Helio以前はSK TelecomでPlatform R&D Centerのトップを務めていた。
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