米Intelと仏伊半導体メーカーSTMicroelectronicsは3月31日、米投資会社Francisco Partnersとのフラッシュメモリの合弁企業、Numonyx設立の手続きを完了したと発表した。合弁設立の発表当時は2007年下半期中の設立を予定していたが、銀行からの融資額引き下げなどにより延期されていた。
IntelはNOR型フラッシュメモリ事業に関連する資産と相変化メモリ関連資産を新会社に移管し、引き換えにNumonyxの株式45.1%を取得する。STMicroはNOR型およびNAND型フラッシュメモリ事業と引き換えに株式48.6%を取得し、Francisco Partnersは現金1億5000万ドルの出資と引き換えに株式6.3%を取得する。
当初は、Intelは45.1%の株式と現金4億3200万ドルを、STMicroは新会社の株式48.6%と現金4億6800万ドルを取得する予定になっていた。
Numonyxは銀行から4億5000万ドルの融資および1億ドルの回転信用枠を得た。設立時点での新会社の資金は約5億8500万ドルだという。
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