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ソニー「eyeVio」、JASRAC曲演奏動画の投稿受け付けスタート
「eyeVio」でJASRAC曲を歌ったり、演奏した映像を合法的にアップロードできるようになった。ユーザーは、動画に利用したJASRAC曲を専用フォームで申告する。
ソニーは4月7日、動画共有サイト「eyeVio」で、日本音楽著作権協会(JASRAC)が管理する国内の曲を歌ったり、演奏した映像を合法的にアップロードできるようにした。JASRACと楽曲の包括利用契約を結び、サイトの収入の1.875%をJASRACに支払う。
JASRAC管理楽曲を使っているかどうかをユーザーが申告して投稿する仕組み。投稿フォームで、JASRAC管理楽曲のタイトル・アーティスト名を登録し、「演奏していますか?」「楽曲を歌っていますか?」「歌詞を表示していますか?」――など楽曲の使用範囲に関する質問に答えてアップロードする。
CD音源やプロモーションビデオなどをそのままアップロードする行為は、従来通り認められない(別途、著作隣接権者の許諾が必要)。
「ニコニコ動画」「Yahoo!ビデオキャスト」も、JASRACと同様な契約を結んでいる。
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