米AMDが4月17日発表した第1四半期(1〜3月期)決算は、売上高は15億500万ドルで前年同期比22%増だったが、最終損益は3億5800万ドル(1株当たり59セント)の赤字だった。前年同期は、6億1100万ドルの赤字を計上していた。最終損益には、ATI買収関連費用およそ5000万ドルが含まれている。
マイクロプロセッサの出荷数は、前四半期からは減少したものの、前年同期は上回った。平均販売価格(ASP)は、前年同期および前四半期から横ばいだったという。粗利益率は42%。マイクロプロセッサの出荷減の影響で前四半期の44%を下回ったが、前年同期の28%は大きく上回った。
4〜6月期の見通しについては、「季節要因の影響で売上高は減少する」としている。
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