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「東芝と富士通が半導体事業で提携」報道、両社が「検討の事実はない」
「東芝と富士通が半導体事業で資本・業務提携交渉を進めている」という一部報道に対し、両社は「検討している事実はない」と否定するコメント。
「東芝と富士通が半導体事業で資本・業務提携交渉を進めている」という一部報道に対し、両社は5月21日、「検討している事実はない」と否定するコメントを発表した。
読売新聞は同日付けで、「富士通の半導体子会社に東芝が過半数の出資を行う案が有力で、今秋の合意を目指している」などと報じた。
東芝は「当社から発表したものではなく、検討している事実もない」、富士通は「『富士通マイクロエレクトロニクスの過半数の株式を東芝が引き受ける方向』とありますが、そのような検討を行なっている事実は一切ない」と否定するコメントを出した。
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