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Infineon、CEO辞任
独Infineon TechnologiesのジーバートCEOが6月1日付で辞任。後任のバウアー氏は、業績改善へ向けた新プログラムの遂行を率いることになる。
独Infineon Technologiesは5月26日、社長兼CEOのウォルフガング・ジーバート氏が6月1日付で辞任すると発表した。辞任の理由について同社は、「今後の戦略の方向性における意見の相違」によるものとしている。
後任として、取締役のペーター・バウアー氏がCEOに就任し、同日に承認された業績改善に向けたプログラム「IFX Plus-10」を率いる。同プログラムの詳細は数週間以内に発表される予定。
ジーバード氏は、4年前に同社のCEOに就任。メモリ事業(現Qimonda)の分社化など、事業再編に取り組んだ。
後任のバウアー氏は独Siemens出身。米Siemens Microelectronicsの社長兼CEOなどを経て、1999年からInfineonの取締役を務めている。
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