米Microsoftは6月17日、テレビ広告ソリューションを提供する米Navic Networksを買収したと発表した。買収金額は非公開。
この買収に伴い、Navicは、Microsoftのアドバタイザー&パブリッシャーソリューション(APS)事業部の一部となる。同事業部は、AtlasやMicrosoft AdCenterなどのすべての広告プラットフォームと、ゲーム内広告やモバイル広告に代表される新形態の広告の開発と販売を統括する。
Navicは、CATV局や衛星テレビ局に対し、リアルタイムに取得した視聴データを基に、ターゲットを絞り込んだ双方向型の広告を展開できるようにするツールなどを提供している。同社の技術は、北米の3500万台以上のデジタルセットトップボックス(STB)で採用されているという。
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