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モバゲー世界展開開始 英語圏向け「MobaMingle」で
モバゲー英語版がスタートした。米国、英国、フランス、ドイツなど70カ国向けで、日本のモバゲー同様広告モデルで収益を上げる計画だ。
ディー・エヌ・エー(DeNA)は9月16日、米国子会社DeNA Global(カリフォルニア州)が、携帯電話用の英語版SNS「MobaMingle」(モバミングル)β版を、北米など英語圏向けに開始したと発表した。
米国、英国、フランス、ドイツなど70カ国で利用できるサービスで、アバター、プロフィール、ミニメール、サークル、日記、小説などモバゲータウンと同様のコミュニケーション機能を備えた。ゲーム機能はない。
モバゲータウンと同様、広告モデルで運営する計画。広告クリックなどで仮想通貨「モバゴールド」が手に入る仕組みを近日中に実装する予定だ。
MobaMingleは、モバゲータウンの「moba」と、交わるという意味を持つ「mingle」を合わせて名付けた。
国内SNSの世界展開では、ミクシィが中国に子会社を設立し、6月からPC向けSNSの試験サービスを開始している。
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