米Googleと米General Electric(GE)は9月17日、クリーンエネルギーの開発を共同で推進していく計画を発表した。「スマートグリッド」と呼ばれる、未来にふさわしい発電、送電、配電のための設備を整備し、消費者がエネルギー源を自由に選択し、消費量を管理できる社会の実現を目指す。
両社はまず、再生可能エネルギーを供給するためのスマートグリッドの開発を推進するとともに、米政府に対する提言や働き掛けを行う。
またプラグイン式の電気自動車に関連する技術や、強化地熱システム(EGS、Enhanced Geothermal Systems)についても、共同で取り組む。
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