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世界スマートフォン市場、iPhoneがBlackBerry抜く――Canalys調査
Appleが出荷台数を523%伸ばして2位に浮上。Nokiaは1位を維持するもシェアを12.5ポイント下げた。
調査会社Canalysは11月6日、世界のスマートフォン出荷に関する統計を発表した。第3四半期(7〜9月期)の出荷台数は前年同期比28%増の3390万台に達した。
ベンダー別では、Nokia(シェア38.9%)が首位を守ったが、Research In Motion(RIM)(シェア15.2%)はApple(シェア17.3%)に2位の座を譲った。7月にiPhone 3Gを発売したAppleのスマートフォン出荷台数は、前年同期比で523%の増加となった。1位のNokiaは前年同期比で初めて出荷台数を減らしており、好調な2位のApple、3位のRIM、5位のHTCがNokiaのシェアを奪った。
OS別でもAppleの躍進が目立ち、1位は前年同期比でシェアを21.5ポイントポイント落としたSymbian(シェア46.6%)、2位にApple(17.3%)、RIM(15.2%)がMicrosoft(13.6%)を抜いて3位に入った。Microsoftは4位に落ちたものの、HTCやSamsungの端末が好調なため、シェアを1.4ポイント伸ばしている。
Canalysは、今後Androidが参入するが、2009年もSymbianが首位にとどまるとみている。だがほかのOSとの差が縮まり、キャリアやアプリケーション開発者はOSの選択に悩むことになるだろうとしている。
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