東芝は3月18日、佐々木則夫副社長(59)が執行役社長に昇格する人事を発表した。西田厚聰社長(65)は取締役会長に就任する。6月下旬予定の定時株主総会後に就任する。
佐々木氏は重電が長く、原子力技師長、原子力事業部長、電力システム社社長を歴任。東芝は半導体事業の落ち込みに苦しんでおり、収益の柱に育った重電畑出身の佐々木氏に立て直しを任せる。
岡村正会長は相談役に退く。
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