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Palm、webOSのSDKを一般提供開始へ:独自のクラウドサービスも立ち上げ
「Palm Pre」向けアプリケーション開発者に向けた「Palm Mojo SDK」の提供開始のほか、Palm OSエミュレーターなどが発表された。
米Palmは4月1日、米サンフランシスコで開催のWeb 2.0 Expo 2009において、次期モバイルOS「webOS」のソフトウェア開発キット(SDK)、「Palm Mojo SDK」の一般向け提供開始を発表した。リリースの具体的な日程は明らかにされていないが、開発者向けサイトで登録の受け付けを開始している。
webOSは6月に発売予定の同社の新スマートフォン「Palm Pre」に搭載されるOS。Palm Mojo SDKは、これまでごく少数の開発者にのみ提供されていた。
同社のアプリケーションソフトウェアおよびサービス担当副社長マイケル・アボット氏はWeb 2.0での講演で、webOSのカードに模したマルチタスク機能や情報収集機能「Palm Synergy」などのデモを行った。またPalm独自のクラウドサービス「Mojo Messaging Service」の立ち上げを発表した。このサービスでは、開発者がユーザーに対し、アプリケーションやサービスに関する情報を提供できるという。
またアボット氏は、サードパーティーのMotionAppsが、現行のPalm OSのアプリケーションをwebOSに対応させるエミューレータ「Classic」を開発中であることも発表した。
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Webへの接続を前提とした新OSは、Palm、PC、Webサイト上のアカウント情報などを一元管理できる「Palm Synergy」機能を備える。
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