ガイアックスは、学校裏サイトなどを調査・監視するサービス「スクールガーディアン」を、4月から教育委員会向けに提供する。第1弾として、江東区教育委員会(東京都)が導入を決めた。
スクールガーディアンは、掲示板やプロフサイトを中心に、契約を結んだ学校の生徒に関わる書き込みを検索・監視するサービス。ネットいじめや個人情報の流出など問題のある投稿を発見した場合には学校や区に知らせ、サービス運営者に投稿の削除も依頼する。
江東区はこれまで、一部の中学校で生活指導担当教員などが裏サイトを調査していたが、追跡に時間がかかりすぎるといった問題があり、スクールガーディアンの採用を決めたという。年間で347万円の予算をかけ、区内の22の中学校を対象に利用する。
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