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Cisco、データセンター自動化ソフト企業Tidalを1億ドルで買収:仮想化ソリューション「UCS」の一環
CiscoはTidalのアプリケーション管理および自動化機能をデータセンター仮想化ソリューション「Unified Computing System」に統合する。
米Cisco Systemsは4月9日、システム管理ベンダーの米Tidal Softwareの買収を発表した。データセンター仮想化ソリューション「Unified Computing System」の強化が狙い。
Tidalは1978年設立の非公開企業で、マルチプラットフォームでのジョブスケジューリングやアプリケーション管理ソリューションを提供している。同社の「Tidal Enterprise Scheduler」は、Microsoft、Oracle、SAP、VMWareのシステムをサポートする。
CiscoはTidalのアプリケーション管理および自動化機能をUCSに統合する。同社は3月に、企業のデータセンター管理を簡素化し、コストを大幅に引き下げる狙いで仮想化技術を統合するUCS戦略を発表した。UCSにより、企業はデータセンターを単一システムとして管理できるため、成長に合わせた拡張が容易で、消費電力と冷却に掛かる費用が削減できるとしている。
買収金額は約1億300万ドルで、買収取引は同社第4四半期(5〜7月期)中に完了する見通し。買収後、Tidal SoftwareはCiscoのアドバンスサービス部門に統合される。
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