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ソフトバンク、SBM関連特損750億円が確定 最終黒字は確保
ソフトバンクモバイルの債務担保証券に絡む特損が750億円で確定。ソフトバンクの最終損益は黒字を確保できるという。
ソフトバンクは4月10日、ソフトバンクモバイルの債務担保証券(CDO)に絡み、750億円の特別損失が確定したと発表した。最終損益は黒字を確保できる見通しという。
同社は昨年10月、CDO関連で最大750億円の特損が発生する可能性について明らかにしていた。社債償還資金は同社とみずほコーポレート銀行による融資枠を確保しており、予定期日に償還されるとしている。
最終損益への特損の影響は、税効果考慮後で444億円。2月に公表した連結営業利益と連結フリーキャッシュフロー(FCF)見通しは上方修正し、連結営業益は100億円増の3500億円に、連結FCFは200億円増の1700億円になる見通し。
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