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Google Chrome、更新版で深刻度「高」の脆弱性を修正:UXSS実行の恐れ
IEで悪意あるサイトを訪問すると、Chromeが自動的に起動してJavaScriptを実行する恐れのあるセキュリティの問題を修正した。
米Googleは4月23日付で同社のWebブラウザ「Google Chrome」の更新版となる1.0.154.59をリリースし、深刻なセキュリティ問題を修正した。
この問題の深刻度は「高」で、影響を受けるのは1.0.154.55以前のバージョン。特定の状況で、ユーザーの操作なしにユニバーサルクロススクリプティング(UXSS)を実行される恐れがあるという。
Google Chromeをインストールしているユーザーが、Internet Explorer(IE)を使って攻撃者が管理しているWebサイトを訪れると、Chromeが起動し、攻撃者が選んだURLを複数のタブで開き、JavaScriptを読み込んで実行する。この攻撃は、Chromeを起動させていないときにのみ発生するという。
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